国際交流・研修

黒龍江中医薬大学日本校は、中国、日本はもちろん海外でも活躍の場が広がっています。

アメリカ・サンフランシスコ ACTCM 大学中医指鍼講義

2010年11月、黒龍江中医薬大学日本校学長はWFASの論文発表後、ACTCM大学で中医指鍼講義をしました。想像を超える指鍼の効果、多彩な指法。勉強ができ参加者は、大喜びでした。

WHOの公式NGOパートナーであるWFASアメリカ大会で優秀論文賞を受賞

2010年11月6日~7日にアメリカ・サンフランシスコで行われた国際鍼灸学会にて、黒龍江中医薬大学日本校学長の陳堅鷹は長年の研究テーマである指鍼に関する新しい論文を発表し、優秀論文賞を受賞する。論文発表後、アメリカ国内メディアの取材や地元の大学で特別講義を行う。指鍼は従来の鍼灸と同じ効果があり、金属鍼を使わないため、小児や妊婦などにも安全で畏怖感がない。その上無痛で衛生的な治療が行えることを高く評価された。

アメリカ・ロサンゼルス Dongguk University大学中医指鍼講義

2010年1月、黒龍江中医薬大学日本校学長はアメリカDongguk Universityの要請により同大学で指鍼講義をしました。指鍼のデモと受講者の体験を行い、その高い効果は参加者たちの勉強意欲をますます引き出しました。指鍼は中医鍼灸理論をベースに、金属鍼より指で穴―ケ所を数秒ぐらい刺激することで、金属鍼より効果が有り、安全、無痛で時代に合った最新の医療です。

第4回世界伝統中医薬大会にて世界各国の専門家から高く評価されました!

2007年11月26日にシンガポールで第4回世界伝統中医薬大会が開催されました。これに黒龍江中医薬大学日本校の校長、陳堅鷹が出席し、中医指鍼に関する論文を発表しております。「中医指鍼の新しい治療法の創建と展望について」と題したこの論文では、鍼を使わず指先を鍼に見立て、指先で経絡・経穴(ツボ)を刺激し、気血の流れをよくする療法について報告しました。しかも、経穴1ヶ所の刺激時間は金属鍼よりも短い5秒程度で、整体治療の効果と鍼治療の両方の効果が得られる画期的な手技として、世界各国の専門家の注目を集め、高い評価を得ました。

黒龍江中医薬大学日本校校長が世界中医薬学界連合会の理事に任命されました!

世界中医薬学会連合会とは、55の国と地域、174の団体が加盟し、中医学の普及に取り組む団体です。2007年11月26日にシンガポールで行われた世界中医薬学会連合会第2届理事会改選に、黒龍江中医薬大学日本校校長・陳堅鷹(全日本中医薬学会会長 兼務)が出席し、理事に選出されました。これは2度目の快挙です。

2007年度 中国研修

今回の研修内容は推拿を主体とした内容で、研修生の方々は”こん法”やいろいろな部位で扱う”ばん法”を本校の第一付属病院の推拿問診部にて実習できました。
中でも実際の患者さんを多数施術することができ、大きな収穫を得ることが出来たと思います。

本校のご紹介

黒龍江中医薬大学は、このハルピン市内に1959年に創立されました。
この大学は、35万m²の広大な敷地に、各種の校舎、研究室、体育館等の建物が点在し、その建築面積は25.8万m²に及んでいます。また、薬草園やたくさんの草木も敷地内で管理されており、すばらしい学園です。
この大学の学科は、本科課程(3年課程全日制)には12の学科、学士課程(5年課程全日制)には18の学科があり、修士課程には28の学位取得学科、博士課程には17の学位取得学科があります。更に国家級重点学科(※)が4、国家中医薬管理局重点学科(※)が4、省級重点学科(※)が18開設されています。教員・スタッフは2,449名で構成され、図書館蔵書は80万冊で、まさに中医薬学の総合大学です。

※重点学科とは、イノベーション人材育成と科学研究の基地に適した大学・学科に対して重点的に力を入れるため、中国教育部・国家中医薬管理局・各省が設置した学科を言う。